こどもたちにつたえたい自然と繋がる暮らし方

お昼ごはんで考えてみよう

みんなが大好きなカレーライスは、なにからできているのか、考えたことはある?どこから来て、どうやって食卓に運ばれてくるのかを考えてみよう。
カレーライスのイラストをチェックしてみてね。

  • カレー
    野菜

    たまねぎ、にんじん、じゃがいもなど。畑で育つ。産地を確認すると、国内産や海外産のものが販売されている。

  • 牛肉

    牧場で育てられた牛の肉。国内産や海外産のものが販売されている。牧場と言っても、飼育環境はさまざま。

  • ルウ

    市販のルウに使われている香辛料類は海外産のものがほとんど。食用油脂として、牛や豚の脂、パーム油など。

私たちがお金で買っているものは、どこから来ているの?

私たちがお金で買っているものって?

例えば、スーパーで買ってきたカレーライスの材料が、どこから来たものなのか考えてみよう。野菜は畑で育つこと、それは想像できる。

じゃがいものパッケージを見ると、北海道産と書いてあった。北海道のどこかで、知らない誰かが栽培したじゃがいもを、私たちは買ってきて食べている。どうやって栽培されたものなのか、畑の状態や、肥料や農薬についてなど、店頭の情報だけではよくわからない。

市販のカレールウや、スナック菓子、ファーストフード店の揚げものなどに多く使われるパーム油の問題は取り上げられるようになって久しい。世界中の需要を支えるために、ボルネオの熱帯雨林がプランテーションの畑に変わり、生物の多様性が失われている。悪気もなくスナック菓子を食べるだけで、森の破壊に繋がるなんて、想像できるだろうか?

どこかで不公平な貿易がおこなわれて弱い立場の人たちが、過酷な労働を強いられているかもしれないなんて?

「おいしいから」「安いから」「便利だから」と、どこから、どうやって来たのかを知らないモノを買うということは、実は怖いことなのかもしれない。生産地から食卓までの距離が遠ければ遠いほど、環境にも負荷がかかる。

では、逆に、どこで、誰が、どうやって作ったのかがわかるモノを選んだらどうだろうか?

まずは家の近くに畑があったら、直売所に行ってみる。作り手と話すこともできるし、おいしい食べ方も教えてくれるかもしれない。生産者としっかりと信頼関係を作っている八百屋さんに行くのもいい。

日本中、世界中から商品をそろえた大型スーパーやショッピングセンターではなく、地産地消を意識するだけで、買い物の仕組みはとてもシンプルになる。それから、少しだけでも、自分で食べるものを作ってみるのも愉しい。

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