スクラム釜石座談会

六, 2019 世界最高峰の戦いを釜石で!完全復興への想いを胸に。

永⽥ ある日、ミーティングが終わって、
ちょうど下でビールを飲んでた時に、
次郎さんから
「釜⽯でワールドカップできないかねえ?」
って⾔われたのがきっかけで…。

釜石2019ロゴマーク

石山 最初その話を永田さんにした時は、すぐ撃沈ですよ。
「そうだよな、やっぱり無理だよな」って。

永⽥ ひとつには、
いま世界のラグビーが収益⾄上主義にやってまして。
ちょうど昨年の二ュージーランド⼤会もそうだったんですけど。
ワールドカップは
「観客が集まるところでやって、⼤量の観客を動員して収益を上げる。」
そういう流れがあるところで。
だから観客が2万⼈も集まらない地方(釜⽯)で試合をするのは
まず不可能だろうということで。

でも、考えてみると、
釜⽯でワールドカップを呼ぼうということは、
釜⽯にとって
復興の⽬標になるかもしれないなというのがひとつと。
あと2019年にラグビーのワールドカップをやります
ということ⾃体が、
例えば有村さんとか、
ご存知なかったと思うんです、この段階で。

有村 ええ、知らなかったです。

永⽥ もう開催は決定しているのに、
その存在⾃体が全く周知されていない。
震災があったとこで、
釜⽯が会場として手を挙げることによって、
ワールドカップ⾃体の宣伝効果にもなるだろうし。
これがたぶんどっちにとってもプラス働くことだから、
もしかすると突破⼝が開けるんじゃないか…と。
「社会的な意義があれば、⼗分ポイントになる」というはなしもあり。

永田洋光

早川 釜石でワールドカップをやるっていうことは、
とても難しいとおもうんです。
今まで釜⽯はどちらかと⾔うと企業城下町で、
住んでる皆さんは受けの体質なんですけど、
ワールドカップという⼀⼤イベントを
みんなで創り上げていくという過程が、
きっと復興の道筋とリンクするんだろうなって。
ワールドカップというものに復興への道筋の可能性を感じて。

有村 ミーティングの時に、
次郎さんがポツンと⾔った言葉なんですけど、
やっぱりあそこ(釜石)に仕事を持ってこなきゃいけない…と。
競技場ができたら、道もできるだろう。
雇⽤も⽣まれるだろうからって。
それってすごく⼤切なことだなと思って。
別にラグビーが好きだから釜石でやってよ!
っていうことじゃない。

有村正一

三笠 今もそうかもしれませんけど、
震災後は特に、釜石市には超短期的課題しかない。
次の⽇どうするか、
来⽉どうするか。
⻑い⽬で何か夢のある話…
というのは、全くなかった。

ラグビーワールドカップは9年後なので、
今から頑張れば、ちょうど復興、
そしてワールドカップ開催!っていうような、
時期的なタイミングも良いのではないかなと思うんですけどね。

有村 なるほど。

三笠 でもこの話を持っていった時、
釜⽯市⻑からすると、
⼟地のかさ上げとかいろいろ問題があるので
「8年って⾔ったら短いな」
って感覚だったみたいですね。
2019年って⾔ったら僕らはまだまだ先だって思ってましたけど。

有村 これこそほんとうに、
丁寧に時間をかけて、
地域の人との想いをひとつにして
つくりあげていかなければならなりませんね。

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